
不妊治療にかかる費用全てを最初に準備しておかなくてはならないわけではありません。
しかし例えば、検査の結果体外受精でないと妊娠は難しいというケースだった場合、全く資金を用意していなかったら、すぐには治療を始められないという事になってしまいます。


ですからやはりある程度資金を準備しておいた方が安心でしょう。
ここで大切になるのは、ご夫婦でどこまでの治療を行うのか話し合っておくことです。

体外受精や顕微授精まで行なう意思があるのなら、あらかじめ多めにお金を準備しておいた方が安心ですよね。
しかし、あくまでタイミング法までとか、人工受精までで授かれなければ諦めるということならばそれほどお金を用意する必要はありません。
また、何年治療を続けるかという事も話し合っておいた方が良いと思います。

なぜなら治療が長引くに連れてだんだんと金銭的に苦しくなってしまう方も多いからです。
ですから、長く治療を行う希望がある場合も、少し多めにお金を用意しておくか、治療をしながら生活費を節約するシュミレーションなどを行なっておくと良いでしょう。
私個人としては、金銭的に治療費の心配はないくらい余裕があっても、やはりある程度お金を別で用意しておいた方が安心だと思います。

なぜなら、不妊治療中は流産など想定外かつ急に手術や入院が必要になる事もあり、すぐにある程度のお金を出せるようにしておいた方が良いからです。
そして、あらかじめ大目にお金を用意しておいて、使わなければ、無事妊娠できた時にマタニティーグッズを買うお金に充てられたりもしますよね。
実際、我が家は体外受精1回分と考え約40万円をあらかじめ用意してから不妊治療を開始しました。
しかし、治療期間2年で、その間流産の手術などもありましたがタイミング法だけでいけたので用意していたお金があまり、私のマタニティー用品を買ってもまだ余ったくらいです。

また、治療中もあらかじめ用意しておいたお金で治療を行ったので、生活費から捻出する必要がなく、金銭的に困る事はありませんでした。
私が体質を変えて妊娠できた方法はこちら

【関連する記事】
- 1周期に何度も打つプロゲデポー注射の費用
- HMG−HCG療法1周期の費用
- クロミフェン療法1周期の費用
- 性機能障害の治療薬の費用はどれくらい?
- 乏精子症の治療費は数千円〜数十万円
- 非閉塞性無精子症〜TESEでの治療費
- 男性不妊の検査にかかる費用
- 検証!体外受精の費用〜成功報酬制度は高いのか安いのか
- 不妊治療費の支払い方法を選べる病院がある!
- 私が不妊治療中2年間に使った治療費以外の諸費用
- 不妊治療中殆どの方が服用する!サプリメントにかかった費用
- 不妊治療の中で一番費用がかかる治療は?
- 選ぶ病院次第で不妊治療の費用は大きく違う?!
- 体外受精や顕微授精は助成金を差し引いた実質の出費はいくら?
- 注意!体外受精や顕微授精の費用は高額医療費の対象外
- 不妊治療費の助成金を貰うために必要な手続き
- 不妊治療の助成金をもらうために必要な5つの条件
- 体外受精・顕微授精の方は特定不妊治療費助成事業を活用しよう!
- 体外受精でも少し安く済む!自然周期体外受精
- 体外受精(IVF)での治療1回にかかる費用