
腹腔鏡検査は、一般の初期不妊検査では行われません。
初期検査で特に原因が見当たらなかったのに不妊の状態が続く方や、卵管やその周辺色々なところに癒着がある可能性のある方はこの検査を勧められる事があります。

卵管造影や通気、通水などで卵管がうまく通らないという場合もこの検査を勧められる事になるでしょう。
この検査により、卵管采などに癒着があり、せっかく排卵した卵子を捕まえることが出来ない「キャッチアップ障害」の可能性などがわかる事があります。

この検査にかかる費用は体験された方のお話ではだいたい10万円以上はかかるのですが、実は検査自体にはそれほど費用はかかりません。
腹腔鏡の検査自体の費用は保険適用で5000円前後なのです。

それなのになぜ皆さん10万円以上かかったのかというと、殆どの方が手術も同時に行うからです。
腹腔鏡の検査で癒着のある箇所を突き止めて、そのまま手術で癒着を剥離するというイメージですね。
手術も同時に行う場合は大体5日前後の入院が必要になるため、その入院費と手術費用で10万円以上かかってしまうのです。

また、癒着の程度や入院日数により費用はかなり変わります。
私が調べた限りでは10万円〜20万円の範囲が殆どでした。
検査だけで10万円と考えるとちょっと高くて気がひけますが、同時に手術で問題が解決するなら検討する余地はありますよね。

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