
不妊治療をしていれば、内服薬を処方される事があり、処方されるお薬はその方の不妊の原因により沢山の種類があります。
しかし、いくつかのお薬は、不妊の原因に関わらず色々な目的で処方される事があるため、以下のどれかは処方されたことがあるという方が多いのではないでしょうか。

お薬も毎周期飲めば費用がかさみますので、値段は気になりますよね。
そこで今回は、不妊治療でよく用いられる3つのお薬の主な効能と薬価をまとめてみました。
1) クロミッド

排卵誘発剤の一種で、低温期に服用。
排卵障害がなくても、質の良い卵子を育てる目的や、沢山の卵子を育てる目的で処方されることも多い。

薬価 1錠約100円。
通常5日分処方され、保険適用で500円前後
2) ルトラール

黄体機能不全の方に主に処方され、高温期に服用する。
黄体機能不全でなくても、より着床を確実にするためや流産予防などの目的で処方されることも多い。

薬価 1錠約30円
通常14日分処方されるが、1日1回の方から1日3回分処方される方まで色々。
1日2回14日分、保険適用で1300円前後
3) デュファストン

ルトラールと同じ目的で処方され、飲み方も同様に高温期に服用する。
薬価 1錠約40円
14日分処方され、保険適用で1500円前後
以上のような感じです。
お薬代に関しては、保険適用になっている病院であればそれほど差はないはずなので、あまりにも高いなど不安に思ったら病院に問い合わせてみた方が良いかもしれません。

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