
不妊治療はお金がかかるというイメージがありますから、事前にどれくらいの治療費がかかるか知っておきたいところですよね。
ところが、この乏精子症というのは厄介で、その程度により治療が異なり、治療内容によって金額にかなり開きがあるのです。


乏精子症の治療パターンと大まかな治療費は以下のようになります。
1・ホルモン療法
自己注射によるホルモン療法、お薬を飲むクロミフェン療法などがある。
何れも月数千円程度。

但し、男性のホルモン療法と同時にタイミング法やAIHにて女性側も不妊治療を行う場合は2〜3万円はかかると思っておいたほうが良い。
2・漢方療法
病院で本格的な漢方療法を行ってくれるところは少ない。

漢方専門薬局で漢方を処方してもらうと割高で、その方の処方内容にもよるが、月10000円〜30000円くらいかかる。
3・体外授精
重度の乏精子症の方や、ホルモン療法ではあまり効果が見られなかった方が行う。

助成金を貰っても現金で15万円〜30万円ほどの出費は覚悟が必要。
4・顕微授精
体外授精と同様重度の乏精子症で精子の状態も悪い方などが行う。
体外授精よりさらに高額になり、助成金を差し引いても30万円以上かかる事が多い。

このように、同じ乏精子症であっても、月数千円で済む治療から、数十万円かかってしまう場合もあります。
これはその方の乏精子症の程度にもよりますし、当初はホルモン療法で治療を行っていても、成果が見られない場合、ステップアップする事もあるので、医師とよく相談しましょう。

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