
それほど重度ではない排卵障害の方や、特に排卵障害が無くとも、より妊娠率を上げるために、クロミフェン療法はよく行われます。

単純にクロミフェン療法のみを行う場合(AIHなどは行わない)場合は治療費はそれほどかかりません。

では、クロミフェン療法を行った場合、一月にいくらくらいかかるのか、大まかに見てみましょう。
・クロミッド(5日分)・・・約800円
・卵胞チェック(1回)・・・約800円
・HCG注射(1回)・・・約1000円
・フーナーテスト(1回)・・・約1500円
・デュファストン(2週間分)・・・約1500円
合計 約4600円
但し、これは卵胞チェック1回のみで済み、かつ高温期の黄体補充をお薬で行った場合の金額です。

卵胞チェックが1回で済まなかった場合や高温期の黄体補充を注射で行った場合はまた金額が変わってくるでしょう。
また、病院によっても治療費はかなり異なりますので、あくまで目安と考えておいて下さい。
これは、タイミング法にクロミフェン療法が加わった、クロミフェン療法の中では一番シンプルなパターンですね。

例えばこれがAIHにステップアップした方などは、これにAIHの費用約15000円程度が加算されます。
体外授精等も同じ様にこのクロミフェン療法の費用に体外授精にかかる費用が加算される事になるでしょう。

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